欅坂46は、紅白では2年ぶりに「不協和音」を歌う。リハーサルでは入念にフォーメーションを確認した。

今年は2期生が初参加となった。菅井友香(24)は「パワーアップした1年だったと思うし、紅白歌合戦に参加する素晴らしいアーティストさんと、お会いしてくださる方に感謝の気持ちを込めて精いっぱいパフォーマンスしたい」と意気込みを語った。

「不協和音」は心身ともに負担の大きい楽曲で、17年には歌唱後にメンバー数人が過呼吸のような症状で倒れ込むハプニングもあった。小林由依(20)は「2年たって、成長している部分もあると思う。2年前とは違った、また強くなった『不協和音』を見せられたら」と話した。

曲中の「僕は嫌だ」という印象的なせりふは、平手友梨奈(18)と2期生の田村保乃(21)が担当する。田村は「『不協和音』の子は強い気持ちを持っていて、私とは真逆な性格にある。戸惑ったけど、そういう人にも届けられる曲になればと思っています」。せりふに関しては「全然うまくないです」と謙遜したが、菅井から「保乃ちゃんの『僕は嫌だ』は自分のものにしていると思います」と声をかけられると、照れ笑いを浮かべた。