乃木坂46白石麻衣(27)が、3月25日発売の25枚目シングルの活動をもってグループから卒業することが6日、分かった。

都内で日刊スポーツなどの取材に応じた。乃木坂46を初期から支え、常に先陣を切って仕事を開拓してきた絶対的エース。アイドル界を席巻する「坂道」グループの礎を作った“坂道レジェンド”の1人が、新たな道へはばたく。

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-メンバーにはいつ卒業を伝えた

白石 同い年の松村沙友理ちゃんとかには事前になんとなくは伝えてはいましたが、全員には、ついさっき、伝えました。いくちゃん(生田絵梨花)とか、(秋元)真夏とか、高山(一実)あたりが、「いなくなっちゃうのは寂しい」と言ってくれました。

-昨年の紅白が乃木坂46として最後の紅白だった

白石 メンバーには(卒業を)言っていなかったけど、自分の中では最後になるんだという思いは込めていました。最高のパフォーマンスができるように、という気持ちでした。

-卒業を決めた心境は

白石 乃木坂46はすごい居心地がいいので、そこに甘えてしまう自分もあったりして。それだけじゃ成長できないし、後輩も1人1人がたくましく成長してくれたので、乃木坂に頼らず、次は個人の道として成長していかなきゃな、っていう思いです。

-乃木坂46はどんなグループ

白石 言葉じゃ表せないくらい、本当にすてきなグループです。何かあったらみんなで協力して、支え合って。本当に1人1人がメンバー思いなところがあるので、そんなグループに8年半もいられたことは、感謝しかないですね。

-そんなメンバーがたまたま集まった?

白石 多分、運命なんじゃないですかね。みんなで言っています。いつも。

-卒業後は具体的にどんな活動を

白石 今まで通り、お芝居だったり、モデル業は続けていきたいなって思います。機会があれば音楽にもちょっとだけ携われればと思います。あんまり大きいところを目指さず、卒業してから新しいことも探していければと思います。

-歌うということ?

白石 ですかね。

-卒業後にプライベートでやってみたいことは

白石 プライベートは全然考えていないですけど、趣味とか特にないので、何か時間があれば見つけていけたらと思います。

-卒業後は恋愛も

白石 全く考えていないです。「卒業したから恋愛解禁」という意識も、私は多分そんなに…。まず仕事を中心に充実できたらと思うので。卒業後もやっぱりちゃんといろんなところでお仕事ができる環境を作っていけたらと思います。

-とはいえ、理想の男性のタイプはありますか

白石 う~ん(笑い)。価値観が合う人がいいな、と思います。

-卒業までにやっておきたいことは

白石 とにかくメンバーのみんなといっぱい思い出を作りたいです。卒業と聞いたらやっぱり寂しくなっちゃうと思うんですけど、みんなで笑顔で過ごせていけたら満足です。

-8年半のアイドル生活を振り返って

白石 私自身、アイドルって感じではないタイプだと今でも思っています。ゼロからスタートして、歌とかダンスとかいろんなステージに立たせてもらって。見ている側からしたら楽しそうだなって思うかもしれないけど、大変なところもたくさんある。でもそれ以上に、ステージに立って歌っている時って、自分を出せる瞬間でもあるので、やっぱりアイドルってすてきな職業なんだなって思います。アイドルで良かったです。

-ファンに向けて

白石 すごい前向きな卒業です。握手会とかでも「いつ卒業するの」「卒業しないでね」って声をたくさんかけていただいていましたけど、卒業したから会えなくなるというわけではないと思うので、卒業後も応援してくれたらうれしいです。乃木坂46もいろいろ変化していくと思うので、私が卒業しても新体制になってもっと輝いてくれると思う。だから乃木坂のことも応援していってほしいですし、温かく見守ってくれたらうれしいです!