米俳優ブラッド・ピット(56)が、8日にニューヨークでわれたナショナル・ボード・オブ・レビュー賞授賞式で映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド」で助演男優賞を受賞し、プレゼンテーターを務めた俳優ブラッドリー・クーパーのおかげで断酒できたと感謝を伝えた。

ピットは壇上でクーパーの頬にキスをしてハグし、「娘を寝かしつけた後、このために(プレゼンテーター)駆けつけてくれた。彼のおかげで私はお酒を断つことができ、それからは毎日がとても幸せだ。ありがとう」と述べた。ピットは過去のインタビューでアルコール依存症と闘っていたことを明かしていた。 

ピットは12日に行われた第25回放送映画批評家協会賞授賞式でも助演男優賞に輝いており、13日に発表されるアカデミー賞のノミネーションでも候補入りに期待が持たれている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)