市川海老蔵(42)が7日、東京・歌舞伎座で5~7月に予定していた「十三代目市川團十郎白猿襲名披露興行」の延期決定発表を受け、公式ブログに決定の経緯と思いをつづった。延期は新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言が7日に発令されたことを受けたもの。

海老蔵は「なによりもお客様と役者や裏方スタッフ、歌舞伎に関わるすべての方、そして、その先にいらっしゃるすべての方々の健康と安全を考え、止むなく延期とさせていただきます。この先、感染がさらに拡大し、日本の医療が崩壊するようなことが起こっては絶対にいけない。そのために私たちひとりひとりが自制し、忍耐強く、新型コロナウイルスに立ち向かうしかないと思っています。私は、また舞台に立つその日まで日々精進を続けてまいります。皆様もくれぐれもお体を大切にしていただいてそして近い将来、劇場でお会いする事を願っています」(原文ママ)と記した。

延期になった公演日程は、決定次第、告知される。