新型コロナウイルスに感染し3日に退院を発表したフリーアナ住吉美紀(47)が4日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「Blue Ocean」(月~金曜午後9時)に現在の心境などをつづるメッセージを寄せた。この日代打出演したフリーの宇賀なつみアナ(33)が代読した。以下、住吉アナのメッセージ。

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「Blue Ocean」をいつも聞いてくださっている皆さま、このたびは本当にご心配お掛けしました。おかげさまで週末に退院でき、今は自宅療養に切り替わっています。

いやはや、本当に大変な2週間でした。これがピークかと思うと、もっと大変な症状がまだ待っている。一体いつ終わるのだと絶望してしまいそうになる瞬間もあった、長いウイルスとの戦いでした。想像以上でした。今はとにかく退院できてホッとしています。

あらためて生きていること、そして笑えるくらい心身に余裕あることってこんなに素晴らしいことなんだと実感する毎日です。そして、スマホも手に取れないほどしんどく、一時、社会全てから離れたので、今は全てが再起動されたような不思議な感覚です。

そんな中、改めて家族や友人、お互い大切に思い合っている人との繋がりが、会えなくても強い力をくれるのだと感じました。皆さんからたくさんのご心配や応援のメッセージをいただいたことが力になっています。本当にありがとうございます。

そして、あらためてこのたびお世話になった医療関係者の方々に心から感謝します。的確な処置はもちろん、大丈夫という絶妙なタイミングでの励ましや、看護師チームの皆さんの明るい話し声や優しいお声掛けに人はどれほどに救われるのか、心身に染み入るように実感しました。ここに心より敬意と感謝を表したいと思います。

さらに、発症を受け、急きょ「Blue Ocean」の放送を守ってくださった吉田明世さん、望月理恵さん、そして宇賀なつみさんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。

今は自分でもびっくりするくらい体力も落ちてしまっていて、まだ声もまともに出ません。でも笑うと人はそれだけで力が出てきますね。多分そう遠くない先にまた「Blue Ocean」で朝のひとときをご一緒できることを心より楽しみに、回復に努めます。

お聞きの皆さんも、いつもと違う毎日の中でモヤモヤすることも少なくない日々だと思いますが、この時代を一緒に乗り切りましょうね。