新型コロナウイルスの影響で来年のアカデミー賞授賞式が、93年の歴史で初めて開催時期が5月か6月まで延期される見通しだと報じられた。
世界各国で行われたロックダウンの影響で新作映画の公開ができず、多くの作品が公開延期を余儀なくされている現状を考慮したもので、当初予定してた2月28日から4カ月ほど開催時期を延期することが検討されているという。
これにより、来年のアカデミー賞のエントリー対象となる公開期間も延長され、年末から来年初旬にかけて公開される作品も選考枠に入ることが可能となる。映画産業は現在危機的状況にあり、通常通りアカデミー賞を開催した場合は映画会社が選考枠に入るためにさらに公開を延期する可能性もあることから、業界への打撃を少なくする狙いもあるとみられている。
授賞式を主催する米映画芸術科学アカデミーは、今年はコロナの影響で劇場公開せずにオンライン配信した作品も特例として選考対象とすることを決めている。(ロサンゼルス=千歳香奈子)



