恋愛リアリティ番組「テラスハウス」に出演した俳優の玉城大志(32)が、ネット上で誹謗中傷を受けた経験から、「誹謗中傷に対して、法的手段を取る事も大事になってくると思います」との考えを示した。

玉城は26日、ブログを更新。「僕は役者を始める上で、『ネットで叩かれることは表に出る人として当たり前』 テラスハウスに出るなら、『叩かれるのは当たり前。それを覚悟して行くのが当たり前』そんな風に思ってました。だから耐えなきゃいけない。どんな事を言われても仕方ない」と、芸能活動を始めた当初の思いを記し、「人によっては、誹謗中傷をするため専用のアカウントを作り、執拗に追いかけてきます。どうしたらこの人が傷つくか。どんな言葉がこの人を苦しめるか。そんなことを考えてる人がいるように感じました。そして、批判されるこの気持ちを相談出来る人が少ないとも感じました。相談をしても、『見ない方がいいよ』『気にしなくていいよ』『批判を言われて一人前』といった答えを頂きました。頭ではわかってるんです。でも、相手にしないようにするってそんなに簡単じゃない。どうしても目に入ってしまう。気になってしまう。傷ついてしまう」と、誹謗中傷を受けた経験をつづった。

「反論するとイメージが悪くなるから、ただただサンドバックにならなきゃいけない。何十何百の人からひたすらマイナスな言葉を受け止めなきゃいけない。でも、本当にそうなのかな?それが当たり前だからといって、このままで本当にいいのかな?」と、誹謗中傷を受けて耐え続けることに疑問を呈し、「このままじゃいけないと思います。誹謗中傷に対して、法的手段を取る事も大事になってくると思います。それが少しでも誹謗中傷の抑止力になって欲しいと、切に願います。そして、批判された人はあなたは1人だけじゃないよって知って欲しいです。家族がいます。仲間がいます。絶対に助けを求めて下さい。そして、専門家の力を借りて欲しいです。カウンセラー、コーチング、今の社会に心の専門家は沢山います。そして、周りの人も専門家を紹介するなど、積極的に協力して欲しいです」と呼びかけた。