フォークロック・バンド「はっぴいえんど」のメンバーとしても知られる、ギタリストで作曲家、編曲家としても活動する鈴木茂(68)が26日、ブログを更新し、SNSで誹謗(ひぼう)中傷を受けており「弁護士に相談をするために資料を集めているところです」と報告した。

鈴木は、まず24日、ツイッターで「昨今のSNSでの誹謗中傷で命を絶たれた方のニュースに心を痛めています」とつづった。22歳の若さで23日に死去した女子プロレス団体スターダムの木村花さんについて触れたとみられる。その上で「僕のファンクラブでも大事なファンにツイッターのメッセージから次々と誹謗中傷のメールを出している者が1人おります。どうぞ皆さん取り合わないで下さい。誹謗中傷は決して許されるものではありません」とつづった。

そして、26日にブログを更新した。

「他人に対して躊躇なく誹謗中傷する人は沢山います。特にSNSでのその行為は酷いものです。残念ながら私のファンクラブの会員であった人にも1人います。その人物は常にツィッターをチェックしていて私のファンであることがわかった方に、特にファンクラブから送られたバースデーカードをツィッターに載せた会員の方にメッセージを送り、私達(鈴木茂サイド)に対する誹謗中傷の言葉をたくさんの方宛てに並立てるという卑劣な行為をずっと続けておりますので、私はその人物に自分のツィッターを見せないようにするためその人物に対してブロックをしました」

鈴木は、弁護士へ相談の準備を進めているとした上で「もしそのようなメッセージが過去に送られて来た方、あるいはこれから先に私達に対する誹謗中傷のメッセージが届いた方がいらっしゃいましたら私のホームページにコピーを送って頂けると助かります。勿論コピーを送って頂いた方には御迷惑がかからない配慮をさせていただきます」と呼び掛けた。

そして「人生の大切な時間は有意義な事に使いたいですね」(コメントは原文のまま)とつづった。