綾野剛、星野源がダブル主演するTBS系連続ドラマ「MIU404」(金曜午後10時)の3日放送の第2話世帯平均視聴率が11・5%(関東地区世帯)だったことが6日、ビデオリサーチの調べでわかった。

第1話は13・1%だった。

警察内部で“何でも屋”とやゆされながらも、犯人逮捕にすべてを懸ける初動捜査のプロフェッショナルである「機動捜査隊」(機捜)が、24時間というタイムリミットの中で事件解決を目指す、1話完結の物語。岡田健史、橋本じゅん、麻生久美子らが出演する。

第2話で、伊吹(綾野剛)と志摩(星野源)がパトロールをしていると、伊吹が隣を走る車に違和感を抱く。そんな中、警視庁から殺人事件の容疑者が凶器を持って逃走しているという無線が入る。容疑者の特徴から伊吹は、隣の車に容疑者が乗っているかもしれないと察知し、追跡する。

一方、殺害現場の初動捜査にあたる陣馬(橋本じゅん)と九重(岡田健史)は、第一発見者の証言から凶器を持って逃走した人物が、加々見崇(松下洸平)だということを知る。加々見は、事件現場となったハウスクリーニング会社では真面目に働く社員だったという。

殺害された会社の専務との関係性を疑う中、陣馬は遺体周辺には血の掌紋が多数ついているにも関わらず、加々見が飛び出した部屋のドアノブには血が付着していなかったことを不可解に思う。

疑惑の車を追尾する伊吹と志摩は、運転する田辺将司(鶴見辰吾)と助手席の妻・早苗(池津祥子)がおびえていたことから、車内で夫婦を脅す加々見による“移動立てこもり事件”と見立て慎重に様子をうかがうが、接触した田辺夫妻の妙な態度から事件は予期せぬ方向へと転がっていく。