フジテレビ系で6日に放送された「やまとなでしこ20周年特別編」第一夜(午後9時)の平均視聴率が9・7%(関東地区)だったことが7日、ビデオリサーチの調べで分かった。

玉の輿を狙う客室乗務員の神野桜子(松嶋菜々子)と、堤真一演じる彼女に恋して身分を偽る貧乏な男、中原欧介のロマンチック・ラブコメディー。最高平均視聴率は最終話34・2%、全話平均視聴率は26・4%を記録した。

あらすじは、客室乗務員の桜子、彼女には1つだけ大きなトラウマがあった。幼いころ極度の貧困と闘ってきた桜子は、世の中で一番大切なものは金で、恋愛や結婚の相手は金持ちでなければならないと。そんな彼女の前に、無理やり合コンに誘われた欧介が現れた。欧介は学生時代に女性にフラれ恋愛恐怖症になった35歳独身男。父を亡くし母1人で営んでいた鮮魚店を継ぐため、長年研究していた数学の道を諦めていた。魚の目利き力はあるが銭金には疎く押しも弱い。そうとは知らない桜子は、ひょんなことから欧介と交際を始める。