俳優織田裕二(52)主演のフジテレビ系連続ドラマ「SUITS/スーツ2」(月曜午後9時)の3日放送の第4話の視聴率が8・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが4日、分かった。前回の8・3%より0・4ポイント、アップした。

初回から11・1%、8・4%、8・3%だった。

「SUITS/スーツ2」は全米メガヒットドラマ「SUITS」のシーズン2が原作。負け知らずの敏腕弁護士・甲斐正午役を織田、経歴詐称の天才ニセ弁護士・鈴木大輔役を中島裕翔(26)が演じる。

第4話で、幸村・上杉法律事務所のシニアパートナー弁護士の甲斐(織田)のもとに1枚の訴状案が届く。差出人は、甲斐とは何かと因縁深い弁護士の富樫文弘(高嶋政宏)だった。

大輔(中島裕翔)は、経歴詐称の秘密を抱えたままパラリーガルの聖沢真琴(新木優子)と交際することができずに別れた。同じころ、大輔を貸してほしいと共同代表の上杉一志(吉田鋼太郎)から指示されたジュニアパートナーの蟹江貢(小手伸也)は、見えを張って、大輔は自分の案件を手伝っているとうそをついてしまう。つじつまを合わせるために、甲斐に大輔を借りたいと申し出る蟹江。甲斐は、大輔が真琴との別れから立ち直っていないことを知ると「失恋の傷は仕事で癒やせ」と言って蟹江に貸し出すことにした。

富樫の呼び出しに応じた甲斐は「コースタル・モーターズ」の訴訟の話を切り出される。それは、コースタルの自動車に乗っていた運転手が事故死した件だった。遺族はボンネットの欠陥を疑っていたが、コースタルと代理人弁護士の甲斐は、欠陥はないと主張し勝訴していた。ところが、富樫はコースタルが重大な事実を隠蔽(いんぺい)していたとして、損害賠償請求を行うと同時に、それに加担した甲斐も訴えると言い放つ。

甲斐から報告を受けたチカ(鈴木保奈美)は、上杉がコースタルの神崎社長と親交があることに触れ、公になる前に事実確認をするよう甲斐に命じた。