菅田将暉(27)と小松菜奈(24)が、ダブル主演する映画「糸」(瀬々敬久監督)の47都道府県オンラインミーティングを29日、行った。

シンガー・ソングライター中島みゆきの名曲「糸」を元に、めぐりあいの奇跡を描いたラブストーリー。21日公開で、同週末観客動員1位を記録。興行収入も20億円を突破する人気ぶりだ。

同イベントはSNSで映画の感想を投稿した人の中から抽選で選ばれた100人が全国4ブロックに分かれて、計4回を実施。菅田は「こういうキャンペーンは初めて。普段できない家での皆さんとのフラットな会話にすごく元気をもらった」。小松は「今の時代だからということはあるけど、皆さん1人1人と話ができて、私も心が温かくなったし、つながれることが大切だと思いました」と話した。

イベント終了後のクロージングトークで2人は、コロナ禍で公開が延期されたことを受け、「映画の公開が当たり前ではないことを改めて実感した」と強調した。

お互いにかける言葉を求められると、小松は菅田に対して「シンプルに出会ってくれてありがとうございますなんですけど、いろんなことがあったなと思って…」と言うと涙を浮かべた。「器の広さというか、人に対する優しさも、周りが見えるところもすばらしいなと思うところだし、私もそうでありたいなと思わせてくれる人なので、これからもよろしくお願いします」と涙ながらに語った。

菅田は「これ、やばいな」と照れたように笑みを浮かべると、「俺、早く終わって欲しい。もう耐えられない!」と話した。