フリーアナウンサー小林麻耶(41)が12日、木曜コメンテーターを務める、TBS「グッとラック!」(月~金曜午前8時)を欠席した。今年2月からレギュラー出演していたが、このまま降板となる見込みだ。番組公式サイトの木曜レギュラー欄からも名前が消えている。

この日の番組冒頭に、小林の不在には触れないまま、国山ハセンアナウンサー(29)がレギュラーを紹介。元フジテレビのフリーアナウンサー中村仁美(41)がゲストコメンテーターとして出演した。

小林はこの日、午前6時すぎから、YouTubeチャンネル「コバヤシテレビ局」の生配信を開始したが1時間半ほどで画面が停止して中断となった。同チャンネルは、今月3日から開設。タレントで整体師の夫、アキラ。とともに、早朝の生配信を中心に配信していた。

小林は、先月29日放送の「グッとラック!」で、乳がん治療を中断して不妊治療を再開したタレントだいたひかるを特集した際に、メインキャスターの立川志らく(57)が「母親がいないとね、子どもにとっては不幸なこと」などと発言。小林は「母親がいないと不幸だっていう風におっしゃったのは、私はそういう風に思いません。母親がいない人たちだってたくさんいますし、母親に虐待を受けている人たちもいます。母だけの愛情じゃないですよ、この世の中」などと涙をにじませながら訴えた。

翌30日には、自身のブログ「まや★道」で「どうしても言わなくてはならないことだったので勇気を持ち、覚悟を決めて言いました。人生において、どうしても声を上げて言わなければならない時があります。私にとってはそれが昨日の放送でした」とつづっていた。コメント欄には賛否両論の意見が寄せられたが、今月7日には「こんにちは! 今日からブログコメントオフにします」と発表して、コメント欄を閉鎖した。

今月3日に開設した「コバヤシテレビ局」では、誹謗(ひぼう)中傷コメントを寄せる人に対して「悪口を言っている時間はもったいない」、悩んでいる人には「負けないでください」などと呼びかけていた。