世界初のダンスプロリーグ「第一生命 D.LEAGUE」開幕戦が10日、東京・有明アリーナで無観客で開催され、「セガサミールクス」が初戦を制し、ディレクター(監督)のBOBBY氏(52)も「めちゃくちゃうれしい」と喜びをあらわにした。

BOBBY氏は、90年代初期から、Dリーグの「チーフクリエイティブアドバイザー」を務めるEXILE HIROらとともに、EXILEの前身となるダンスチーム「J.S.B」で活動してきた。後進指導も行い、多くのアーティストを育ててきており、今回Dリーグの開幕にあたって、「セガサミールクス」のディレクターに就任した。

BOBBY氏は初戦を振り返り、「なかなか練習ができない期間もあった。(今回のパフォーマンスは)20年後の未来から宇宙人を連れてきたというコンセプトで臨みました」。リーダーのCANDOO(39)は「(審査員の中で)20点もいただけて、なかなかないことなので、自信がつきました」と話した。

また初のプロダンスリーグ開幕に「ダンス人生の中で、もう1度花を咲かせたい。いいスタートができましたが、それに甘えず初心に戻って、また1から練習していきたい」と気を引き締めていた。

◆Dリーグ 世界初のダンスプロリーグ。初年度はエイベックスやサイバーエージェントがチームオーナーとなり、9チームが参加。全12ラウンドのレギュラーシーズンで争われ、上位4チームによるチャンピオンシップを経て6月末に初代シーズンチャンピオンが決定する。