歌手の世良公則(65)が、新型コロナウイルス禍におけるエンターテインメント業界関係者の窮状をあらためて訴えた。

30を超える演劇関係団体が参加する「演劇緊急支援プロジェクト」は、文化芸術に携わる5378人から回答を得た「文化芸術に携わる全ての人の現況とコロナの影響に関するアンケート」(調査期間:2020年12月31日から2021年1月7日)の集計結果を公式ホームページで12日、発表した。

世良は15日、ツイッターを更新し、同調査に言及。「コロナ禍で死にたいと思った事はありますか」との質問で、32・5%が「ある」と回答した集計結果について「実際はこれ以上だろう 関係業者も含め調査が必要」と指摘。続くツイートでは「皆さんはテレビを観てエンターテインメント業界は回復したと思われている方も多いが、テレビ出演と公演での報酬形態がまるで異なる」とした。

また、前日のツイートでは「我々は中小零細企業に属し多くの業種と繋がっている 現在多くは融資=借金を負う。それは固定費×3ヶ月の枠だけ これは夏には通常の活動に戻る予想の金額 約一年が経ち、音楽業界は90~100%収入減 加え今回の緊急事態宣言 もう限界に来ている。早期中小零細企業の支援対策が無ければ壊滅的だ」と訴えていた。