関ジャニ∞大倉忠義(35)が主演するフジテレビ系連続ドラマ「知ってるワイフ」(木曜午後10時)の第5話が、4日に放送される。

大倉が演じるのは、結婚5年目で2児の父親の銀行員・剣崎元春。職場では上司から叱責(しっせき)され、疲れて家に帰ると妻の澪(広瀬アリス)から怒鳴られて「こんなはずじゃなかった」と悩みを抱える恐妻家だ。澪は家事と2人の子供の育児に追われ、ストレスがマックスの“ワンオペ主婦”。そんなある日、元春は公演で出会った謎の男、小池良治(生瀬勝久)にもらった500円玉を使って、大学時代にタイムスリップ。新しい生活では、元春は大学時代のマドンナ、江川沙也佳(瀧本美織)と結婚して、澪は銀行の同僚になっていた。「過去に戻って選択を変えれば、妻が代わり人生も変わるのでは」という、ファンタジーなラブストーリー。

第5話では、元春は銀行に迎えにきた妻の沙也佳に、建石澪の頭に手のひらを乗せている姿を見られてしまう。ごまかす元春だが、沙也佳は紹介された澪の建石という名字を聞き逃さなかった。以前、沙也佳が元春の車の中で見つけた名札だ。2人の関係を怪しむ沙也佳は、もう澪を車に乗せないようにと元春に告げる。

一方、澪は元春の手のひらの感触に動揺していた。澪は、元春の妹のなぎさ(川栄李奈)と、その夫の木田尚希(森田甘路)が経営する居酒屋へ。2人に、元春の同期の津山千晴(松下洸平)との交際を勧められるが迷いを見せる澪。なぎさは、恋に正解はないからとアドバイスする。

翌日、澪が目覚めると、認知症のはずの母・久恵(片平なぎさ)が朝食を用意していた。しかし、遅刻しそうな澪は銀行へと急ぐ。

澪と津山が銀行を留守にしている中、久恵が朝食を弁当として持ってきた。元春を見つけた久恵は「うちの婿が世話になっている」と行員たちにあいさつ。支店長の宮本和弘(おかやまはじめ)らは西急グループの令嬢である沙也佳の母が来たと思い大騒ぎに。元春は慌てて銀行から久恵を連れ出す。

そんな2人のもとへ、澪が久恵を迎えに来る。久恵を家まで送り届けた元春と澪は、意識しながらもぎこちなく会話をする。その後、津山の誠実さを目にした澪は、津山とつき合うと返事をする。2人が付き合い始めたと聞いて元春は動揺するが、大喜びのなぎさと木田は皆でキャンプに行こうと盛り上がる。