シンガー・ソングライターのMACO(29)が7日、自身のYouTube公式チャンネルで、難病の「潰瘍性大腸炎」を患っていることを公表した。

潰瘍性大腸炎は、大腸の粘膜(最も内側の層)にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患。MACOは19歳の時に、原因不明の腹痛から始まったといい、当時は診断にショックを受けたという。MACOはその後の入院や食事療法で、症状が落ち着く「寛解期」を迎えたというが、過去のツアー中に入院したこともあったという。

安倍晋三前首相らも患った同病。MACOは今回公表したことについて「私と同じ病気で悩む方が世の中にとても多いのが現状。これからこの病気についての啓蒙活動や、患者さんのサポートなどもしていきたいと思っています」という。

さらに「私的意見を言わせていただくと…。私も1人の患者として同じ病気の患者さんといろいろな情報交換をしてみたかったり、この病気の人にしかわからない気持ちを交換する会などもしてみたいなと思ったのが素直な気持ちです。いきなり再発するようなことは、日常茶飯事なので、本当にこの潰瘍性大腸炎と付き合いながら生きています」と明かした。

「今までこの病気を隠しながら向き合いながらアーティスト活動を続けてきた立場として、少しでも同じ患者の皆様に勇気を与えられる存在になりたいと思っています。同じ病気の皆様、何かの病気を抱えている方もたくさん、たくさん意見交換しましょう。そんな会を作るのが、私の1つの夢にもなりました」と語った。

同動画公開後には、「無理せずMACOちゃんのペースで頑張ってほしい」「同じ病気ですが勇気をもらいました。一緒に向き合っていきましょう」など、コメントも多く寄せられている。