北川景子が主演を務めるTBS系連続ドラマ「リコカツ」(金曜午後10時)第1話が16日に放送され、視聴率が9・7%(関東地区世帯)だったことが19日、ビデオリサーチの調べで分かった。

同作は、北川と永山瑛太が“交際ゼロ日婚”の夫婦を演じ、早くも離婚危機に直面するラブストーリー。両親サイドの不穏な夫婦関係も含め、さまざまな立場で離婚活動(=リコカツ)と向き合うことになる。

第1話では、水口咲(北川)と緒原紘一(永山)は、運命の糸に導かれるように結婚した。出会いは3カ月前。雪山で遭難した咲を、航空自衛隊航空救難団の紘一が救助したのがきっかけだった。ファッション雑誌の編集者をしている自由奔放な咲と、厳格な自衛官一家に育った生真面目な紘一。性格は正反対だが、2人で幸せな人生を築くと誓った。

ところが、結婚式の翌日、咲は早朝4時に起床ラッパの音で起こされたうえ、紘一から緒原家の家訓を唱和させられた。会社で後輩の三本木なつみ(大野いと)にこぼすと、なつみからは笑われた揚げ句、元カレの青山貴也(高橋光臣)の方が良かったのではないかと言われてしまった。

休日、紘一の提案で外食することになった。咲は喜ぶが、紘一はファッションから店選びまで何もかもセンスが違った。そのうえ自分の考えを押し付けてくるため、咲の不満が爆発。紘一も「思っていた結婚生活と違う」と大げんかになり、互いに離婚を言い放った。

2人は離婚を考えていることを緒原家の食事会で紘一の両親に話そうとした。ところが、母・薫(宮崎美子)と父・正(酒向芳)から先に「自分たちは離婚する」と言われてしまった。

さらには咲の父・武史(佐野史郎)と母・美土里(三石琴乃)の間にも不穏な空気が流れた。