2020年の最低映画や俳優を決めるラジー賞こと、第41回ゴールデン・ラズベリー賞が24日に発表され、コメディー映画「続・ボラット 栄光ナル国家だったカザフスタンのためのアメリカ貢ぎ物計画」に本人役で出演した元ニューヨーク市長でトランプ前大統領の顧問弁護士を務めたルディ・ジュリアーニ氏が、最低助演男優賞に選ばれた。

隠しカメラでドッキリ出演となった同氏は彼のズボンのチャックと共に最低スクリーンコンボ賞も受賞している。

一方、最低作品賞に選ばれたのはトランプ氏の支持者である実業家マイク・リンデル氏が手掛けた2020年大統領選での不正を主張するドキュメンタリー「アブソリュート・プルーフ」で、リンデル氏は主演男優賞にも選出された。

ラジー賞は毎年、アカデミー賞の前夜に発表されている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)