プロダンスリーグ「D.LEAGUE」第10戦が18日、都内で行われ、「KOSE 8ROCKS」が、初勝利を挙げた。

SPダンサーとして、ブレイキンチーム「九州男児新選組」からRENとSHUVANの2人が参加。ISSEIによると「爆弾おにぎりみたいに、(ブレイキンの技を)詰めこんだ」という、ブレイキンならではのアクロバティックなパフォーマンスで圧倒した。

ゲスト審査員の元なでしこジャパンFW丸山桂里奈(38)が「飛ぶのは魚か、マグロしか見たことなかったんですけど、人間ってこんなに飛べるんだって。かっこ良かったです」と話すなど、10点満点が3人出る高得点をマーク。ディレクターも兼任するISSEI(23)は「マジ長かった…」と「巻き返すって言ったからな! 見てろよ! ダンス大好きだ!!」と絶叫した。

SPダンサーとして参加したSHUVANは「コロナ禍で、こうして昔からやっているメンバーと一緒のステージに立てて光栄でした。言葉にならないです」。RENも「僕自身のいい経験になりましたし、みんなの力にもなれたかな。残り2戦も頑張ってほしい」とエールを送った。

Dリーグのレギュラーシーズンは残り2戦。総合上位4位以上のチームが出場できるチャンピオンシップ(7月1日、東京ガーデンシアター)進出に向けて、4位とは5ポイント差の5位につけている。ISSEIは「この流れで優勝したいです! (残り2戦に)実は隠しているものはあります。なかなかヤバいと思います。今まで信じてきたもの、ブレイキンの可能性を上げまくって、魅力を伝えて優勝したい。『ヤバイ!すごい!かっこいい!』を押し出していきたいです」と力を込めた。