カルト映画「アフリカン・カンフー・ナチス」が、一部のプロモーション活動について謝罪した。

「アフリカン・カンフー・ナチス」は、「第二次大戦後、実は生き延びていたヒトラーと東條英機がアフリカで世界征服を企てる」という荒唐無稽な設定から始まるカンフーアクション映画。12日より全国のミニシアターで劇場公開されるにあたってプロモーション活動が実施されていた。

同映画の公式ツイッターアカウントは12日、「6月11日(金)に行いました『アフリカンカンフーナチス』の劇中キャラクターであるヒトラーと東條英機の衣装を身につけての監督とキャストによる街頭でのチラシ配布に関しまして、皆様から多くのご指摘を頂きました」と報告。「このプロモーション活動は、良識を欠いた非常に不適切な行為であったと関係者一同深く反省しております。心よりお詫び申し上げます」と謝罪し、当該プロモーションに関連するツイートは削除したことを伝えた。「この事態を重く受け止め、今後はこのような過ちのないよう、徹底的に協議し、気持ちを引き締めて社員一同、尽力してまいります」と配給会社である株式会社トランスフォーマーの署名でつづった。