フジテレビは17日、今年2月7日に放送したバラエティー番組「超絶! THE空中サバイバル」で使用したVTRの内容が、読売テレビが16年3月と18年3月に放送した「体感!奇跡のリアルタイム」の内容と酷似していたとして、読売テレビに謝罪したことを明らかにした。

フジテレビは公式サイトで「読売テレビからご指摘を受けて同社に謝罪いたしました。今後、放送内容の確認をさらに徹底することにより、このようなことがないよう再発防止に努めてまいります」などとコメントを発表した。

読売テレビによると、問題となったのは「超絶!-」で航空機事故を扱ったコーナー「フロントガラスが吹き飛び機長が外に」「前輪が横向き」の内容が「体感!-」と酷似。VTRの構成やナレーション、文字スーパーの表記がほぼ同じで、CGも似ていたという。

読売テレビはフジテレビに見解を求め、すでにフジテレビからは謝罪文が届いたという。読売テレビは「フジテレビ側からは再発防止を徹底するとの意向も示されていることから、弊社として謝罪を受け入れることと致しました」とした。 その上で「今回、視聴者の皆様に混乱を招くことになったのは誠に遺憾です。当社では、コンテンツ管理について、今後さらに適切に対応してまいります」とした。