屋良朝幸（38）浜中文一（33）らが2日、横浜市のKAAT神奈川芸術劇場で、音楽劇「イキヌクキセキ～十年目の願い～」（2～11日）の公開ゲネプロと開幕直前取材会に出席した。

東日本大震災の東北が舞台で、両親を失った主人公を中心とした人間関係が描かれるハートフルなストーリー。歌、ダンス、芝居が盛り込まれたエンターテインメントだ。

座長の屋良は、同作出演前に浜中とともに東北を訪れ、現地の人々と接し「リアルと違うエンターテインメントになっているかもしれないけど、こういうことがあったんだよって伝えて欲しいんです」と言われ勇気をもらったという。「エンタメに関わる人間として舞台で伝えていくことが仕事。光栄なこと」と自覚を口にした。

浜中も「自分の心の中が意味で広がった。いい経験をさせてもらったなと思います。この舞台で、僕自身何かできるわけではないけど、この作品を通して何かを伝えられたら。ただただ一生懸命やるしかできないという気持ちで頑張りたい」と力を込めた。

松本明子（55）松下優也（31）ペナルティのヒデ（50）隅田美保（45）安寿ミラ（61）松平健（67）も出席した。