NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜午前8時)の27日に放送された第75話の平均世帯視聴率が16・3%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。最高視聴率は第1話の19・2%。

朝ドラ104作目となる「-モネ」は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音(清原果耶)が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

あらすじは、亜哉子(鈴木京香)から「亮(永瀬廉)が船に戻っていない」と連絡を受けた百音(清原果耶)と未知(蒔田彩珠)。亜哉子は4日前に亮と新次(浅野忠信)が家に来て、新次の妻美波のことで美波の母横山フミエとの出来事を全て話した。その後、新次が暴れ警察沙汰になったことも話し、そのせいで亮が帰ってないのではないかと話した。すぐに電話をかける未知。しかし亮は電話に出ずに、百音にも電話するように促した。すると百音からの電話に出た亮。亮は「もう全部やめたいわ。ごめん、百音しか言える相手いない。また連絡する」といって電話を切った。それを横で聞いていた未知は「何で、亮ちん、ずっと頑張って来たじゃん、漁師になって新次の代わりになって頑張ってきたじゃん。いつまでしんどい気持ちしなくちゃいけないの。ちょっとよくなると、またなんかあって傷つけられる。気持ちボロボロだよ。逃げたいんだよ本当は。でも逃げられないじゃん。だって誰かが残んなきゃ。」と涙しながら訴えた。さらに「何でおねえちゃんなの」。その言葉に百音は涙した。