8月27~29日に群馬県利根郡片品村のほたか牧場キャンプ場で開催されている音楽イベント「GLOBAL ARK 2021 -The 10th Anniversary-」が設けた「不織布マスクNG」といったルールに対して、ネット上で批判の声が続出していることを受け29日、会場の指定管理者である武尊山観光開発株式会社が同牧場のホームページで経緯説明と謝罪コメントを出した。

片品村が28日、公式ホームページで同イベント会場施設の指定管理者に対して開催延期や中止などの検討要請を行ったことを明らかにしており、リリースでは「今回のイベントについては、コロナウイルス感染防止の観点から、片品村様からの開催延期や中止等の要請を受け、弊社としても主催者に対して強くその要請を行ってきたところでしたが、主催者側の開催に対する強い考えから、感染防止対策を最大限に行うことを条件に施設利用の許可をいたしました」と開催に至った経緯を説明。

その上で、「緊急事態宣言が出されている状況下でのイベント開催は、強硬にでも延期や中止とするべきところでありましたが、結果的に、新型コロナウイルスの感染リスクを増やし、皆様にご迷惑、ご心配をおかけしてしまったことにつきまして深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」と謝罪した。