上白石萌歌(21)が13日、都内で、初の連続ドラマ主演作となるWOWOW「ソロモンの偽証」(10月3日スタート、日曜午後10時)の完成報告会に出席した。

デビューがWOWOWの作品だった上白石は「原点に返ってこられて、懐かしさと背筋が伸びるような気持ちでした。名前が最初にあるのは不思議な気持ちでした」と話した。

主人公の高校生が雪の中、死体を見つけるという冒頭のシーンについて、上白石は「スカートの下にはタイツもはいていないので、(ついたひざが)軽いやけどのようになりました」と振り返った。

同級生役の山本舞香(23)が「心配してレッグウオーマーあげちゃったもん!」と言うと、上白石は「舞香ちゃんがいたわってくれて、優しかったです」。

宮沢氷魚(27)は他校の高校生役。「まさか、また高校生を演じるとは思ってなかった。フレッシュな気持ちを思い出しながら演じました」とした。

内容にちなんで、秘密にしていることを聞かれ、宮沢が「事務所に入ることを親に言ってなかった。事務所に入ってから言いました。言えばダメって言われると思ったので、入ったらこっちのものんだ、と思った」と言うと、山本は「意外!」とびっくり。

山本は「お泊まりできない。眠れなくなっちゃうのと、ホテルに行くとあれがないこれがない、となっちゃう。何を持っていけばいいかも分からない。お芝居する時は、自分が整った時の環境でやりたい」と明かし、今回の撮影時も共演者が泊まりロケの中、通っていたと話した。

上白石は「この作品の撮影中、重い夢をたくさん見てました。思考と夢が結びつきがちなんです」と振り返り、「寝たら忘れるんですけど、夢の中で処理して、帳尻を合わせて起きる、みたいな」と笑った。