モデルで女優の茅島みずき（17）がこのほど、日刊スポーツのインタビューに応じた。28日から、NHK連続テレビ小説「おかえりモネ」（月～土曜午前8時）に水野一花役で出演する。「目標」だと語っていた朝ドラに、初出演。主演の清原果耶について聞いた。

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朝ドラ104作目となる同作は、「海の町」宮城県気仙沼で生まれ、「森の町」同・登米（とめ）で青春を送るヒロイン「モネ」こと永浦百音（清原）が主人公。モネは天気予報の可能性を知り、やがて気象予報士を目指していく。

清原とは、ほとんど初共演だという。印象を聞くと「すごくお芝居熱心な方です」と、尊敬のまなざしを浮かべた。

「リハーサルとかもそうですけど、本番中も常に監督さんと話し合いながら自分と役と向き合う姿勢がすごく素晴らしいなと感じています。周りもしっかり見えていらして、私が緊張していたら声を掛けてくださって。『緊張しなくて大丈夫だよ。お菓子食べながら頑張ろう』とか、緊張がほぐれるようなことを言ってくださって、楽しく撮影が出来ています」。

クールなイメージがある清原だが「気さくでとにかく優しい」という。清原の姿から、刺激ももらっている。

「今までは画面でお芝居を見る側でしたが、今回共演させていただけて、本当にすごいなと思わされることが多いです。表情やしぐさ、動き、全てちゃんと細かく考えられているというか。しっかりお芝居に向き合う姿勢は本当に素晴らしく、自分も頑張らなきゃってすごく刺激をもらいます」。

撮影を通して、より朝ドラに対しての思いが強くなった。次なる目標は「ヒロイン」だ。

「リハーサルの時も皆さん当たり前のようにせりふが入っているんですけど、清原さんは人一倍、せりふの量が多かったりします。大変そうというか、役の話し合いとかも実際、自分のこの目で見ているので、これを毎日やっているというのがすごく大変そうだなと感じました。ですが、より、この現場を通して自分もそのヒロインという役で、また朝ドラに出演したいなと思いました」。

◆茅島みずき（かやしま・みずき）　2004年（平16）7月6日、長崎県生まれ。17年、オーディションで芸能界入り。20年「青くて痛くて脆い」で映画初出演。19年「ポカリスエット」をはじめ「三菱パワー」など多数の広告にも出演中。10月スタートのフジテレビ系ドラマ「SUPER RICH」にも出演する。ファッション誌「Seventeen」専属モデル。特技はゴルフ（ベストスコア70）。身長170センチ。