1990年代に活躍した元スーパーモデルのリンダ・エヴァンジェリスタさん(56)が、脂肪を減らすためのクールスカルプティング(脂肪冷却術)と呼ばれる美容整形で失敗して体が膨張して別人のようになってしまったとSNSで告白した。

表舞台から姿を消していたエヴァンジェリスタさんは、5年前に受けた脂肪細胞を凍らせて体外に排出する痩身(そうしん)法を受けたところ、非常に珍しい脂肪過形成という副作用によって逆に脂肪細胞が増えてしまったと明かした。

施術の失敗が原因で引きこもり状態となり、キャリアを失い、自己嫌悪にもさいなまれているというエヴァンジェリスタさんは、「顔を上げて外に出て歩きたい」と前向きに生きるために自身の体験を公表し、裁判を起こして争っているとつづっている。(ロサンゼルス=千歳香奈子通信員)