関ジャニ∞村上信五(39)が、フジテレビ系「北京2022オリンピック」のメインキャスターに就任したことが20日、分かった。今夏開催された東京五輪に続く2大会連続の起用で、冬季五輪は初挑戦となる。「アスリートの思いや戦う姿をお伝えすることが再度できるのはもちろん、うれしくもあり責任もありますが、関わらせていただけることには喜びしかございません」と話している。

スポーツ好きで、同局系「村上信五とスポーツの神様たち」(15~17年)などスポーツ番組でキャスターを務めてきた。東京五輪で五輪キャスターに初挑戦した経験も生かし、選手たちの活躍を届ける。知識だけではなく、選手へのリスペクトも人一倍だ。同局の蓮沼貴宏チーフプロデューサーは「東京五輪で我々スタッフが見た村上さんの選手への気遣い、配慮、視聴者に感動を届けたいという取材姿勢…。村上さんなら東京でともった希望の光を絶やすことなく、北京での熱い戦いや感動を伝えることができると確信しました」と起用理由を明かした。

北京五輪の注目選手を聞かれ、スピードスケートの高木美帆(27)やフィギュアスケートの鍵山優真(18)らの名前を挙げた。3大会連続金メダルが期待される羽生結弦(26)についても「日本の顔ともなっている選手ですので期待値の高さは言うまでもありませんが、大会期間中の一挙手一投足に注目が集まると思いますので全てのコメントにも注目したいです」と話した。「東京五輪の興奮同様、日常を忘れて楽しんでいただけますように努めます」と意気込んだ。

○…ジャニーズ事務所ではこれまで、嵐の櫻井翔(39)が日本テレビ系で10年のバンクーバー大会から18年の平昌(ピョンチャン)大会まで、TOKIO国分太一(47)がフジテレビ系で14年のソチ大会で、キャスターを務めた。昨年3月末で退所した中居正広(49)も06年のトリノ大会から平昌大会までTBS系でキャスターを務めた。