デーブ・スペクターが14日、TBS系「サンデー・ジャポン」(日曜午前9時54分)に生出演し、無免許運転で人身事故を起こしながら、公表しないまま東京都議選挙に再選された木下富美子都議(55)について語った。

木下都議について「(木下都議を辞めさせられないのは)選挙の時の民意が反映されているからっていうんだけど、この人の場合、十分に選挙の時に知られていなかったっていうのが大きいから、民意が正しくない可能性があるから、(木下都議を都議選で公認した『都民ファーストの会』特別顧問)小池(百合子)知事が説得すべきだと思うんですよ」と指摘。

元衆院議員の杉村太蔵氏も「公認した政党の責任って大きい。辞めたら自分たち関係ないみたいな…」と同調した。

木下都議は、9日、都議会の委員会に出席するため登庁。約4カ月ぶりに公の場に姿を現した。

都議会では7月、9月と合わせて2回、辞職勧告を決議しているが、木下氏は自身のホームページで議員活動を続ける意向を示していた。同日にも木下都議は、辞職しない意向を示した。

木下都議は今年7月、東京都議選の選挙運動期間中に無免許運転で人身事故を起こしていた。

無免許運転による事故を巡っては、9月に警視庁が、木下氏を自動車運転処罰法違反(無免許過失傷害)と道交法違反の疑いで書類送検した。