女優飯島直子(53)が22日、福島・会津若松で行われた「地熱シンポジウム~温泉と地熱の共存~」に出席した。「福島から広がる地熱のチカラ」と題して、小林功柳津町長とともにトークセッションを行い、地熱資源の豊富な福島の魅力について語った。

母の実家が福島県白河市という縁で出席した飯島は「幼少期は休みのたびに来ていた、第2のふるさとです。川遊びしたり、お祭りにいったり、とんぼ取りしたり。おばあちゃんと一緒にイナゴ取りして、炒めたりつくだ煮にして食べました」と福島愛を語った。

シンポジウムのテーマは地熱発電。柳津町には地熱発電所があり、現在4万世帯の電力を発電している。会津若松市の世帯数が5万世帯なので、8割を発電していることになる。また、発電の際に発生する温水を利用したエビの養殖やレタス栽培も盛んだという。

飯島は「地熱のことがよくわかりました。自然のものだけでここまでできるのが素晴らしい」。さらに、福島県は40年までに100%再生可能エネルギーでまかなう予定だという点にも「大好きな福島が日本に発信できることがうれしい。私も応援します」と語った。