タレント雪平莉左(27)が、18日発売の「週刊ヤングジャンプ」(集英社)で、自身2度目の表紙を飾った。昨年、WEB版「東京カレンダー」の企画「東京プールラバー2020」に出演し、SNSで“大バズリ”。このほど、日刊スポーツのインタビューに応じた。【佐藤勝亮】

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初グラビアで大きな注目を集めた。「東京プールラバー2020」では、SNS上で「あの美女は誰だ」と話題に。

「水着とかメークも自前でした。全然何も分からないまま(撮影場所の)ホテルニューオータニに行って。ガウン脱いで、いきなり『撮影スタートです』みたいな感じだったので、だいぶ緊張していましたね。でも、プライベートでパーソナルジムに行っていたので、割とスタイルは完成させていた方だと思うので、大丈夫かなって思っていました」

反響は想像以上だった。

「インスタグラムの投稿も、東京カレンダーが一番(拡散の)伸びがすごかったと思います。今もグラビアをやらせていただいていますが、東京カレンダーの反響が大きいですね。お仕事でお会いする方とかに、『君、見たことある!』『東京カレンダーの子だよね』と言ってもらえたり。周りの友達や知り合いからも『見たよ』と連絡をいただきました」

現在はグラビアで活躍しているが、就職した経験がある。だが、地元愛知での生活に飽き、上京を決意した。

「正社員としてOLで働いていたんですけど、代わり映えしない日々と、人間関係に飽きてしまいました。そのころはよく、週末に東京に遊びに来ていて『ちょっと東京楽しいな』って思い始めた時期でした。こんなに楽しいなら引っ越そうかなって、軽い気持ちで上京しました」

「かわいい人がたくさんいる」東京で、負けず嫌いな性格が反応した。

「負けず嫌いで、そういうかわいい子たちを見ていて、『あんなにかわいくなりたい』と思いました。そして、どんどんあか抜けていって、そこからちょっとずつ自信もついてきました」

マシュマロボディーだけでなく、整った顔も武器だ。高校時代からスカウトを多く受けたが、自信のなさから断っていた。

「正直、体は高校1年生の時が結構ピークでしたね。体育の授業もあったり、成長期じゃないですか。付くところは付いて、絞るところは絞れてて。結構、理想的な体形だったと思います。名古屋に遊びに行くと、スカウトしていただくことが多かったです。でも、周りにそういうお仕事している子もいなかったですし、シンプルにそこまで自信がなかったので、芸能界には入りませんでした」

いつグラビアの仕事が入ってもいいように、体形管理に妥協はない。週2回のジムに加え、食事制限もしている。

「撮影期間は、具体的には鶏肉、ブロッコリー、卵、さつまいも、この4つをメインで食べています。それ以外はほとんど食べないようにしています。ただ、調理方法はなんでもいいというルールがあります。小麦粉が大好きなんですけど、体質的に太りやすいので、小麦粉も抜きますね。お米もほぼ食べないです」。

撮影期間以外でも、油断はしない。その中でも、ストレスがたまらないように、ご褒美気分を味わえる「チートデイ」も設定している。

「撮影が入っていない時期は、小麦粉をグルテンフリーに変えるとか、ご飯は3分の1の量にするとか、食べ過ぎた次の日は調整するとか、対応しています。ずっと気を抜いていると、体形にそのまま出てしまうタイプなんです。先日は、『チートデイ』ということでハンバーガーを食べましたけど、翌日に調整したり管理しますね」

休みの日でも「美容デイ」を設け、ネイルや美容院、エステに通う。“美の秘訣(ひけつ)”は。

「毎日続けていることは、プロテインを摂取することと、ボディークリームを塗ること。ボディークリームは、お風呂上がりにぬれた状態でそのままぬることが大切です。それが、マシュマロボディーの秘訣ですね。後はビタミンの摂取や、ローズヒップティーを飲んだり。挙げるときりがないです(笑い)」

今後も「需要があるなら」グラビアは続けたいという。今年は、テレビ朝日系「テレビ千鳥」など、バラエティーにも多く出演した。憧れの人物は、女優井川遥だという。

「グラビアから始めたので『写真集をこれだけ売りたい』とかゴールを決めて、やっていきたいです。井川遥さんみたいな方が目標、憧れですね。モデルもしていて、CMにも出ていて。私は(趣味で)ゴルフ、競馬もするので、その関係のお仕事とかがあったらいいなと思いますね。自分の好きなことをドンドンお仕事につなげられたらと思います」