元モーニング娘。後藤真希(36)が5日、横浜市内で約10年ぶりの有観客ライブ「後藤真希 Billboard LIVE~Reply~」を行い、MCでモーニング娘。時代の思い出などを語った。

ライブでは01年のソロデビュー曲「愛のバカやろう」や、ファンからのリクエストの多かった「涙の星」のほか、モー娘時代のヒット曲「LOVEマシーン」「I WISH」など12曲を生演奏で披露。「モーニング娘。時代の曲を1人で歌うって、やっぱり結構大変ね」と言いつつ「例えばI WISHとか歌ってると、ここはあいぼん(加護亜依)のパートでとか、ここは辻ちゃん(辻希美)がいてとか、そういうのが浮かんでくるのよね。楽しかったなと思って」と笑顔を見せた。

I WISHはモーニング娘。の10枚目シングルで、2000年9月発売。後藤は「当時、撮影していたのは私が中学校3年生の9月ぐらいかな」と振り返り、「ちょうどシドニー五輪に行くとか言っていた気がする。あれから21年くらいたっていますから。はるかかなただね。生まれてない人いるよね」と客席へ目線を移しながら語った。

今回のライブはデビュー20周年の昨年開催予定だったが、コロナ禍で延期に。タイトルには今まで出会ったファンらへの感謝や応援メッセージに「返信をする」という意味を込めた。11月29日には同じく10年ぶりとなる通算9冊目の写真集「ramus(ラムス)」も発売。ライブも同28日の大阪公演に続き、この日も昼、夜2回公演でファンを楽しませた。最後は「とても楽しくていい1日になりました。こういう機会をたくさん作れるように頑張りたいと思うので、みなさんよろしくお願いします」と話し、公演後は観客の見送りも行って締めくくった。

今回のライブの模様はdTVで12月7日からアーカイブ配信も行う予定となっている。