モデルで女優の南里美希(33)が12日、都内で初写真集「heavenly」(ワニブックス)の発売記念イベントを行った。

撮影は故郷の沖縄で行われた。身長164センチでスリーサイズB80-H56-W85センチのキュートなボディーで水着、ランジェリーと限界ギリギリに挑戦している。「私の生まれた沖縄で3日間のロケ撮影で撮りました。完成した作品を見て想像を上回る出来でした。幸せです。全身全霊を出しちゃったんですけど、次はどうしましょう」と笑顔を見せた。

お気に入りは岩場でうつぶせになって水につかり、ヒップを強調したショット。「衣装選びの時にピンクベージュのワンピースで撮りたいと選んだのですが、なかなか撮影場所が見つかりませんでした。たまたま見つかった岩場の潮だまりで撮ってもらったんですが、イメージより、とってもすてきに仕上がりました。チャームポイントは、もちろんお尻です」と振り返った。

撮影の3日間はピーカンの天気に恵まれた。「離島ではお天気が良すぎて、上からも、下からも真っ白な砂でまぶしくて、目が開けられないくらいでした。学生時代に通っていたコザの商店街でも撮ったんですが、思い出がよみがえってきました。ファースト写真集で訪れることができたのが、感慨深い。一番の思い出になりました」。

女性ファッション誌「Ray」の専属モデルを08年から8年間務め、13年にはテレビ東京系「牙狼<GARO>」で女優デビューした。「大胆な露出がある撮影が、ほぼ初めて。大胆な衣装を見せることのできる体になろうと、撮影が始まる1カ月前からはジムに通って追い込んで、お尻を強化しました。負荷をかけて、そりゃあ頑張りましたから。お尻に自信がつきすぎて、そういうカットが多くなっちゃった(笑い)。点数は、もちろん100点。最高のチームで撮れたことが幸せ。想像以上に最高のでき。間違いなく100点です」と話した。

33歳で初写真集となったことについては「モデル、役者をやってきて、今どんな表現ができるかを知りました。モデルだとファッション、お芝居はドラマの世界観が主役。この写真集は、私自身を表現しました」と写真集での“初主演”を喜んだ。

今年1年間を振り返って「世の中的にも、去年に引き続き苦しかった。本当に撮影、イベントができるのかなと思ったこともあるけど、今はホッとしています。苦しい時でも、目の前にあることを1つ1つ丁寧にやっていく。それがこの写真になりました」。

来年2月には故郷・沖縄のコザを舞台にした出演映画「ミラクルシティ コザ」が公開される。「自分の地元に関わる映画に出られたことで、役者の仕事をもっとやっていきたいと思いました。成長していけたら」と話した。

最後に所属事務所「生島企画室」の会長を務めるフリーアナウンサー生島ヒロシ(70)がサプライズで登場。「美希ちゃんは、自分の夢をかなえるために苦しいときでも、沖縄の『なんくるないさー』の精神で頑張ってきました。皆さん、よろしくお願いします」とあいさつ。さらに「せっかくだから、お尻を鍛えるためにやったスクワットを見せてみなさい」と命じ、南里はヒップスクワットをその場で披露した。