元乃木坂46白石麻衣(29)が19日、東京・千代田区のヒューリックホール東京で行われた出演映画「嘘喰い」(中田秀夫監督)のジャパンプレミアに出席し、人生最大のギャンブルについて語った。

映画は主演の横浜流星(25)演じる天才ギャンブラーの主人公、斑目獏が、日本の財政界、裏社会を支配する会員制の闇ギャンブル倶楽部「賭郎」で凶悪なイカサマ師たちに挑む物語。白石はやくざの組長で闇カジノを仕切るオーナー、鞍馬蘭子役を演じた。内容にちなんで「人生で大きな賭けやギャンブル」を問われると、「この業界に入ったきっかけかな」と答え「もともと保育の勉強していたんです。保育か音楽の道に進むか迷って(乃木坂46の)オーディションに合格したので、頑張ってみようかなと1歩踏み出したのが大きかったですかね」と振り返った。

司会者から「賭けに勝ってますね」と振られると笑顔をみせ「違う方に進んでいたら全く違う道に行っていたと思うので、すごく良い道に来られてよかったなと思いますね」と話した。

自身でも「正反対」と自認する闇カジノのオーナー役については「見た目のインパクトが一番大きいかなと思って、衣装もヘアスタイルも派手な感じで。ヘアもほとんど地毛で作らせてもらっていて」と語り「だんだん自分も蘭子に入っていって、楽しませてもらいました。かっこいいだけじゃなくて、ふとした時にみせる女性らしい表情とかも見ていただけたらいいなと思います」とアピールした。

こわもての部下を従える役柄でもあり、ドスのきいた声での演技も見どころのひとつとなっている。白石は「声は気を抜くと戻ってしまうので、そこは監督に『いつもの白石さんに戻ってますよ』と何回も言っていただきました」と照れ笑いも浮かべていた。

ジャパンプレミアには白石のほか、俳優の横浜流星(25)、三浦翔平(33)、佐野勇斗(23)、本郷奏多(31)、櫻井海音(20)、村上弘明(65)、中田秀夫監督(60)も出席した。