NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)で3代目ヒロインひなたを演じる川栄李奈(26)、相手役となる五十嵐文四郎役の本郷奏多(かなた=31)が、このほどオンライン取材会を行った。

川栄は10日の放送から登場する。やる気が成功に結びつかない“残念女子”のひなたについて「見ていて背中を押したくなる。回が進むごとに魅力が増していくと思います」。舞台となる京都の方言に加え、作中の重要要素である英語のレッスンにも取り組み「26年間で一番勉強してます」と笑みを浮かべる。

上白石萌音(24)深津絵里(49)と3人で1つの物語を紡ぐ朝ドラ初の試みも新鮮だったといい「オーディションを受ける側からすると、確率が上がる。3人だったらチャンスがあるかも!と高揚感がありました(笑い)」。カラッとした性格はひなたに通じるものがある。

朝ドラ初出演の本郷が演じる文四郎は、無愛想な時代劇の大部屋俳優。ひなたとの恋模様は“古き良き”と言える過去2組のカップルとは違う味わいといい「稔さん(松村北斗)は好青年、ジョーさん(オダギリジョー)は不思議な魅力がある。文四郎は不器用。2人のかけあいを楽しんでもらえたら」と話している。【遠藤尚子】