NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」(月~土曜午前8時)の第76話が17日に放送された。徳重聡(43)が「破天荒将軍」を演じ、話題となった。

※以下ネタばれを含みます。

【カムカム】京都編相関図、キャストはこちら>>

あらすじは、高校の夏休みの間、条映太秦映画村でアルバイトをすることになったひなた(川栄李奈)は、休憩所で映画村職員の榊原(平埜生成)と知り合った。榊原は、虚無蔵(松重豊)がひなたを見込んでいることや時代劇が大好きなことを知り、ひなたを大人気時代劇「破天荒将軍」の撮影現場に案内した。そこにはあの無愛想な男・五十嵐文四郎(本郷奏多)もいた。五十嵐は養成所を出たばかりで先輩の演技を見て斬られ役の勉強をしていた。ひなたは撮影を目の当たりにして感激する。

ひなたは休憩所でお茶くみなどのアルバイトをしているうちに、出入りする人々に認識されるようになる。そこを訪れた女優の美咲すみれ(安達祐実)にサインをもらう。すみれはかつて、桃山剣之助のヒット時代劇「黍之丞シリーズ」に出演し人気を博した。ひなたにとって憧れの存在だった。しかし美咲は東京に行ったものの、仕事は少なかった。榊原が企画したステージショーに出るため映画村に来たが「何でちゃちなショーに出なければならないのか」と機嫌が悪かった。ショーに出るかわりに、榊原に時代劇への出番をつくるように言う。榊原は監督に頼み込み、すみれの出番をつくった。

五十嵐は、ひなたの家の回転焼き屋を訪れて回転焼きを1つ買う。ひなたは五十嵐に「下っ端中の下っ端じゃないか」と指摘するが、五十嵐はひなたに「あした第1スタジオに来い」と言う。ひなたがスタジオに行くとすみれが撮影に入り、傍らには五十嵐がいた。

朝ドラの中の時代劇「破天荒将軍」の撮影で、徳重は派手な殺陣を見せた。

ツイッターでも「暴れん坊じゃなくて破天荒将軍!」「人呼んで…破天荒将軍! 自分で言っちゃうwww」「徳重聡さん、キマッてる!」「破天荒将軍、徳重さんなんだ」「破天荒将軍 徳重聡さん 多彩に活躍されてて最近気になる」「将軍は徳重さんだったのか!下町ロケットの技術者とか最近やってるやべー旦那役とかすこw」などとコメントが並んだ。

徳重はテレビ朝日系の金曜ナイトドラマ「愛しい嘘~優しい闇~」で野瀬正役を怪演しており、この日は破天荒将軍と反響を呼んでいた。