水谷豊主演のテレビ朝日系ドラマ「相棒season20」(水曜午後9時)第17話が2日に放送され、平均世帯視聴率が13・3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが3日、分かった。平均個人視聴率は7・5%だった。

第1話は15・2%、第2話は14・5%、第3話は12・6%、第4話は13・3%、第5話は13・3%、第6話は11・0%、第7話は15・0%、第8話は11・2%、第9話は12・2%、第10話は13・4%、第11話は14・5%、第12話は12・4%、第13話は12・8%、第14話は12・1%、第15話は12・7%、第16話は13・6%だった。

水谷演じる警視庁特命係の杉下右京が、相棒と事件解決に挑む人気シリーズ。「season14」から、相棒として組んできた反町隆史演じる冠城亘のコンビ。反町はseason1~7の第9話まで演じた寺脇康文の出演回数124回を上回る、歴代最多出演本数を更新。コンビ最長という記録を更新したこのタイミングで、「season20」の放送が終わる3月をもって卒業する。

鉄道愛好家として、ある路線を訪れた米沢(六角精児)は、線路脇で遺体を発見。連絡を受けた右京は、亘と共に臨場した。遺体や凶器が沿線で見つかったことから、そこに何らかのメッセージがあると思われた。捜査から浮かび上がってきたのは、廃線のうわさがある「星川鉄道」。米沢によると、廃線を進めたい運営会社と、沿線住民が立ち上げた“復活させる会”の間にいざこざが生じているという。 

被害者は廃線支持住民の中心人物で、運営会社にも脅迫メールが届いていたことから、廃線をめぐる対立が関係している可能性が高かった。そんな中、線路に侵入する騒ぎを起こした今泉(松浦祐也)という鉄道ファンが逮捕され…。