女優小芝風花(24)がこのほど、オンラインで、主演するNHK・BSプレミアムの鹿児島発地域ドラマ「この花咲くや」(16日午後10時放送)の取材会を行った。

鹿児島を舞台に、仕事に恋に悩む主人公・知花を演じた。もやもやを抱えながら生活する知花について「大きさはそれぞれあるにしても、誰しも人に言えない傷や後悔はあると思う。普段の生活では忘れているけれど、ふとした時に出たり引きずり込まれたりする。そのリアルさを出せたらいいなと思っていました」と振り返った。

生まれも育ちも鹿児島という役どころ。3人の方言指導者から鹿児島弁のレッスンを受け「感情が入るシーンではイントネーションが難しかった」と苦労も明かした。

鹿児島へは初訪問となった。NHK鹿児島放送局からは桜島が大きく見えるといい「まず、大きさに驚きました。こんなに大きくて力強い島だったんだ」。しっかりグルメも堪能したようで「芋焼酎がおいしかった。地のものってこんなにおいしいんだなって、発見できました」と笑顔を見せた。