1日4回、2日間で計8公演を行う記念興行で、初回公演の先頭で出演した見取り図は、出演後に、西川のりお(70)上方よしお(69)と囲み取材に出席。リリー(37)は、のりおから「純烈」入りを勧められるなど、いじられ倒した。

盛山晋太郎(36)が「いつものNGKと同じと思いましたが、緊張しました」と言うと、リリーは「110年の歴史の中でトップバッターは1組だけ。光栄です」と感謝…している最中に、のりおが割り込んだ。

熱烈な阪神ファンののりおは、開幕7連敗のタイガースを嘆いていたが、そこは愛が深く「そや、阪神で言うたら(1番打者の)近本や」とコンビを持ち上げた。続けて、自分たちの「伝説」を聞かれると、盛山が若手時代の思い出を話し始めると…。

チケットの手売りも可能だった時代、4組出演の仲間でチケットをさばこうとしたが、売れず。結局、リリーが収容150席のうち、100枚近くをさばいたという。その話の途中、またもや、のりおが登場。リリーを指し「色白でなんかホスト向き。マダムキラーやろ? 純烈とかどうや」と、勝手にメンバー入りを勧めた。

おりしも、純烈の小田井涼平が年内卒業を発表したばかり。リリーは「のりお師匠が言ってくれるなら、入ります」。相方の盛山は爆笑しながら「純烈さん側が(受け入れるか)どやねん」と冷静に突っ込み、囲み取材をわかせた。

芸歴50年を超えても、衰えぬ「のりお・よしお」のパワー。前へ、前へ-の芸人魂は高まる一方だ。100周年のお祭りからも10年が過ぎたが、のりおは「僕ね、120年もいてると思う。もし死んでたら化けて出るから」と宣言。

立て続けに「その前に、のりおの名前誰かに継がせなあかん」。よしおが「下の名前? 西川の方ちゃうの?」と言えば、のりおは「西川はフランチャイズや」と返し、さすがの「あうん」の呼吸ぶりを発揮。よしおは「やすし師匠から仁鶴師匠をお話しできたことが、もう伝説」などを懐かしんでいた。