木村拓哉が12日、都内で、14日スタートのテレビ朝日系主演連続ドラマ「未来への10カウント」(木曜午後9時)の制作発表記者会見に出席した。高校ボクシング部のコーチ役で、リング上で後輩に“腹”を貸す一幕もあった。

実際に劇中の舞台として使っているボクシング部の部室で会見を行った。ジャージー姿でリング上に登場。続く共演者たちがリングに上がりやすいよう、ロープを持ち上げてフォローした。「こういう会見をこのセットでやると聞いて、入ってきたら照明とかすごい用意されちゃっていて。びっくりしています。いつもとは全然違います」と話した。

ジャニーズ事務所の後輩、King&Princeの高橋海人は、誕生日祝いでプレゼントされたという赤いボクシンググローブを披露した。木村から「前の方に行って、カメラマンさんの前でファイティングポーズしなよ」と促され、何度もポーズを決めた。

さらに、リング上で木村がミットを両手にはめ、高橋のパンチを受けた。「ワン、ツー、はいもう1回」と本番さながらのミット打ちを披露。続いて、普段は練習のラストで行うという、ボディーを鍛えるための「腹(はら)打ち」も見せた。高橋が渾身(こんしん)の右ストレートを何度もボディーに打ち込んだが、木村は「うい~」とケロリとした表情で、ひょうひょうとしていた。

高橋は「フルパワーでいかせていただいたんですけど、木村さん、全然痛がらなくて。半年ボクシング続けた僕のプライドが傷つくんです」と苦笑い。木村は「さっき食べたお弁当がちょっと、上がっているかも」と右手でジェスチャーして笑いを誘った。高橋は「木村さんとやると、めちゃくちゃいい音出るんですよ。相性というか、“ソウルメート”というか。やっぱり先輩後輩なので」とアピールしていた。

同作は、人生のどん底からスタートする主人公、桐沢祥吾を中心に描かれる世代を超えた青春群像劇だ。木村演じる桐沢は、高校時代にボクシングで4冠を達成するも、大学時代にある理由でボクシングを断念。愛する妻も病気で亡くすなど不幸に見舞われ「いつ死んでもいい」と口にするほど打ちのめされていた。ある日母校のボクシング部コーチを請け負うことになり、高校生たちと向き合い、ぶつかりながら、新たな未来に向けて走りだす。

高橋はボクシング部の部長役。ボクシング部顧問を満島ひかり、桐沢の親友のプロボクサーを安田顕、ボクシング部唯一の女子部員を山田杏奈が演じる。