上野樹里が主演を務めるTBS系連続ドラマ「持続可能な恋ですか?~父と娘の結婚行進曲~」(火曜午後10時)の第1話が19日、放送され、平均世帯視聴率(関東地区)8・9%だったことが20日、ビデオリサーチの調べでわかった。平均個人視聴率は4・8%だった。

同作は、上野演じるヨガインストラクターと、その父役を演じる松重豊が父娘でダブル婚活を始める物語。

第1話で、ヨガインストラクターとして働く沢田杏花(上野)は辞書編さん者の父・林太郎(松重豊)と2人暮らしをしていた。2年前に母が亡くなり、日常生活能力がゼロで生活が荒れ果てた父を見かねて実家へ戻っていた。ヨガの生徒の前では心身ともに穏やかな暮らしを送っているよう取り繕っている杏花だが、実際の私生活は正反対だった。林太郎は散乱した部屋でスマホを探す杏花を見て、果たして娘は結婚できるのかと心配していた。

しかしヨガインストラクターとして独立したいという目標がある杏花は、恋人は欲しいが結婚願望は薄かった。

杏花は独立のノウハウを学ぶために起業セミナーを受講し、そこで出会った東村晴太(田中圭)と意気投合。後日2人で食事に行き、杏花は「結婚を前提にせず、お付き合いしてもらえませんか?」と提案。晴太からシングルファーザーだと告げられ、「友達になりませんか?」と逆に提案されてしまった。

林太郎が妻の三回忌を機に遺品整理をしていると、妻が残した離婚届を発見した。人生最大のショックを受けた父・林太郎は、杏花を巻き込んで”父娘ダブル婚活”を思いついた。林太郎の勢いに押され、杏花はしぶしぶ親子で婚活パーティーに出席した。