川栄李奈(27)、お笑いコンビのハライチらが23日、都内で、ゲスト声優を務める「映画クレヨンしんちゃん もののけニンジャ珍風伝」(橋本昌和監督)公開記念舞台あいさつに出席した。

川栄は、しんのすけの本当の母親を名乗るくノ一・屁祖隠(へそがくれ)ちよめの声を担当した。ヒロインの1人を演じたNHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」について、しんのすけから「涙なしには見られなかったゾ。“カムカムロス”だゾ」と伝えられると、「しんちゃん見てくれたの? ありがとう!」とかけ合いで笑わせた。

映画の見どころについては「しんちゃんのよさが詰まってる。アニメはふざけているけど、映画はいろんなしんちゃんを出してくれて、母性本能が出てくるんです。いろんな人がしんちゃんのことを好きになると思う」と語った。

ハライチは劇中に本人役で登場。この作品のために書き下ろしたオリジナル漫才を演じており、岩井勇気(35)は「今までで一番面白いのを作ろうと思って作った」と胸を張った。イベントでは、観客を前に漫才の全編を初披露した。拍手を浴びると、澤部佑(35)は「映画館で漫才をやることはないので、面白かったです」と笑った。

また、まもなくのゴールデンウイークにちなみ「家族とのGWの思い出」を聞かれると、川栄は「BBQ」とフリップに回答。「小学校の頃は、だいたいゴールデンウイークになると家族でバーベキューだった。お父さんが川で釣りをして。楽しい思い出が残ってます」と振り返っていた。

しんのすけの声を務める声優小林由美子、橋本監督も登壇した。