女優今田美桜(25)が主演する日本テレビ系連続ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」(水曜午後10時)の第3話が27日、放送され、平均世帯視聴率が7・9%(関東地区)だったことが28日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・2%だった。

ここまで第1話の平均世帯視聴率は8・5%、第2話は8・1%と推移している。

同作は深見じゅん氏の人気少女コミックを、30年ぶりに再ドラマ化。大手IT企業を舞台に、今田演じる型破りな新入社員の田中麻理鈴(マリリン)が、江口のりこ(41)演じる先輩社員から助言を受けつつ、がむしゃらに出世の階段を駆け上がっていく物語。

第3話では、入社前に運命の出会いを果たした“T・Oさん”(向井理)の正体を知った麻理鈴は、大喜びで峰岸(江口のりこ)に報告。麻理鈴はこれ以上出世する必要はないと気を緩めるが、何事かをもくろむ峰岸から「今のまま彼に会って思い通りになるの?」とたきつけられ、新たな部署「マーケティング部」で働くことになった。

「マーケティング部」で麻理鈴の指導をすることになったのは、誰にでもできる仕事だからと部署でおまけ扱いされている“リサーチチーム”に所属する梨田(石橋静河)。彼女は高いデータ分析力を持っているものの、「仕事はお金を稼ぐ作業」と割り切り、不透明な将来に備え倹約することをモットーとしていた。

彼女が「オウミ」のECサイトのトップページに掲載する商品を決めていると聞いた麻理鈴は張り切るが、堅実と安定を愛する梨田は麻理鈴からペースを乱されまいと、彼女と距離を置こうとする。麻理鈴は、なぜこの部署が邪険にされるのか? と悩んでいると、峰岸は、「アピールの方法が間違っているのか、本当に能力がないのか」と出世100カ条として麻理鈴に告げる…!