日向坂46潮紗理菜(24)が13日、東京・新国立劇場中劇場で、明日14日に初日を迎える初単独主演舞台「フラガール -dance for smile-」のゲネプロ前舞台あいさつに出席した。

06年公開の大ヒット映画の舞台化で、19年、昨年と上演。2度目の再演となる。映画では女優蒼井優(36)が務めたフラガールのリーダー、谷川紀美子役を演じる。「紀美子ちゃんはすごくしんがあって、仲間のために強くなれるカッコいい女性だなと感じています。私の憧れのような存在なので、舞台を通じて紀美子ちゃんに少しでも近づけたらという思いを込めて、気持ちをお届けしていきたいです」と意気込んだ。

見どころを聞かれ、「まずはやはり、舞台オリジナルキャラの(飯田)和美さん」と答え、和美を演じる元HKT48兒玉遥(25)を「ええ~!」と驚かせた。「そして、みんなで汗をたくさんかきながら、たくさんたくさん練習してきたフラダンス。さらに、男性キャストの皆さんの、迫力ある強い存在感。私はこれまで舞台経験やお芝居経験がそこまでなかったのですが、舞台ってこんなにすてきですばらしいんだというのを届けたいと思います」と笑った。

19年の初演は元乃木坂46井上小百合(27)、昨年の再演は乃木坂46樋口日奈(24)が主演していた。潮は「役の制服を着る時、樋口さんの名前が書いてあって、その下には井上さんのお名前も書いてあったりして。私の名前も書いてあるので、衣装を着るたびに身も心もぎゅっと引き締まる思いです」と坂道シリーズの先輩たちへの思いも明かした。「背筋が伸びるんですけど、背伸びをしすぎずに、自分らしく私なりに演じられたらと思います」と誓った。

また「天気予報を見ると、公演期間中は天候が悪いみたいなんですけど、この劇場の中はまるで常夏にいるような、太陽の光を届けられたらと思います」と笑顔。「この劇場、本当に近いんです。普段は日向坂46でライブをやらせていただくことも多いんですけど、この劇場は想像できないくらいの近さで。手を伸ばしたら届きそうなくらいのところに皆さんがいるので、うれしさと緊張を感じています」とアピールした。

元℃-ute矢島舞美(30)元NMB48太田夢莉(22)有森也実(54)らも出席した。