体調不良などにより芸能活動の無期限休止中の歌手GACKT(48)が、順調に回復しているとし、芸能活動を徐々に再開すると事務所が16日、公式サイトで発表した。

GACKTが主演し、今年公開予定の映画「翔んで埼玉2(仮題)」(武内英樹監督)の関係者は16日、日刊スポーツの取材に「GACKTさんが、年内に復帰するという連絡はいただいております」と明らかにした。その上で「所属事務所と調整しながら撮影に向けて準備中です」と現状を説明した。

撮影は21年8月の段階で一部、始まっていたが、GACKTが同9月に活動を無期限に休止すると発表したことを受けて1度、中断していた。撮影の再開について、同関係者は「撮影再開の時期は、まだ見えていません」とした。

「翔んで埼玉2(仮題)」は19年に興行収入37億6000万円と大ヒットした「翔んで埼玉」の続編で、GACKTは前作に引き続き、隠れ埼玉県人で埼玉解放戦線の主要メンバー麻実麗を演じる。撮影中断当時、複数の芸能、映画関係者が「あの役はGACKTさんしか出来ない。代役はあり得ない」などと話しており、GACKTは主演というものを超えた、作品にとって欠くべからざる存在と言える。