元日本テレビでフリーの山本舞衣子アナウンサー(43)が17日、ブログを更新し、日本テレビ時代の先輩で、脳出血のため54歳で亡くなった河村亮アナウンサーを悼んだ。

山本アナは「新人時代から指導を仰ぎましたが、私がフリーになってからも『頭脳王』の収録で大変お世話になりました」と書き出し、「タキシードを着て『これ自前なんだよ!』と張り切る河村さん。収録に毎回7時間ぐらいかかる特番でしたが先輩がずっと実況を頑張っているから、私も出題ナレーターとして頑張れました」と振り返った。

「穏やかで、人を楽しませることが大好きで、そのための努力を惜しまない。背中で後輩を引っ張る存在でした」と人柄をしのび、「アナウンス部で生まれて間もない次女を抱っこして頂いたこともあります。『育児に仕事に頑張ってるな』…最後に言われた言葉、忘れません」と回想した。

プロ野球中継をはじめとするスポーツ実況などで活躍した河村さんについて、山本アナは「54歳なんて本当に早すぎます。巻きすぎです。けど、アナウンサーのまま行かれたんだな、とも思います」と惜しみ、「河村さん、ありがとうございました。天国でもその知的で朗らかな声で実況してください。心よりご冥福をお祈りいたします」と悼んだ。