内藤剛志主演のテレビ朝日系連続ドラマ「警視庁・捜査一課長 season6」(木曜午後8時)の第8話が2日に放送され、平均世帯視聴率が8・9%(関東地区)だったことが3日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は4・9%だった。

警視庁の花形部署・捜査一課を舞台に、400人以上の精鋭刑事を統率するたたき上げの一課長・大岩純一(内藤)の熱き奮闘を描くミステリードラマ。

第8話では…。

ド派手なクラブファッションに身を包み、LEDライトが点滅するサングラスをかけた男性の刺殺体が発見され、大岩課長(内藤)は現場に駆けつける。

まもなく、身元は不動産会社社長・内川蔵之介(阪田マサノブ)と判明。巡回中に遺体を見つけた交番勤務の巡査・尾山田すずめ(藤野涼子)は現場から走り去る地味な女性とすれ違ったと話す。

引っ込み思案な性格だというすずめは、被害者は自分が苦手とする“陽キャ(=陽気なキャラクター)”に違いないと指摘するが、現場資料班刑事・平井真琴(斉藤由貴)はそうではないと直感。内川は陽キャの人物に会いに行くため、無理して“パリピ”のような派手な服装をしていたのではないかと考えた。

大岩から捜査本部に加わるよう命じられたすずめは、小山田大介管理官(金田明夫)とコンビを組んで捜査を開始。立ち退きをめぐって、被害者とトラブルを起こしていたイタリアンレストランを訪れる。そこは、くしくもすずめの高校時代の同級生・陽木渚(長見玲亜)の一家が営む店で、渚はもちろん、両親も兄・明(小野塚勇人)もバリバリの陽キャぞろい。近所でも「太陽みたいに明るい」と評判のファミリーだった。

だが、渚と再会したすずめは、彼女こそ事件当夜にすれ違った地味な女であることに気がついた。すずめはかつてのクラスメートを相手に、人生初の取り調べに挑むことになった。