なにわ男子の道枝駿佑(19)主演の日本テレビ系連続ドラマ「金田一少年の事件簿」(日曜午後10時半)第5話が5日、放送され、平均世帯視聴率が5・5%(関東地区)だったことが6日、ビデオリサーチの調べで分かった。平均個人視聴率は3・2%だった。

第1話は世帯7・8%、個人4・5%。同ドラマは4月23日に発生した北海道・知床での海難事故を受けて第2話の放送を延期し、代替で5月1日に放送された堂本剛主演の同作第2シリーズ「悪魔組曲殺人事件」(96年7月13日放送)は世帯5・0%、個人2・9%だった。5月8日放送の第2話前編は世帯6・2%、個人3・6%、同後編は世帯6・7%、個人3・9%、第3話は世帯6・1%、個人3・4%だった。第4話は世帯5・7%、個人3・3%だった。

同作は週刊少年マガジン連載の同名大人気漫画を原作とした謎解きミステリー。今回が95年の初放送から5度目の新作。5代目金田一一(はじめ)を道枝が演じている。

第5話は「金田一少年の殺人」。有名ノンフィクション作家の橘(勝矢)のパーティーで、隠してある新作原稿のありかを導く暗号問題が出された。原稿には、とある出席者の犯罪が実名で暴かれているといい、手に入れられれば大ヒット間違いないと、パーティーの参加者たち(渡辺大・戸塚祥太・山西惇・宮澤エマ・今井隆文・ゆきぽよ)は必死になる。

そんな中、一(道枝駿佑)はゲストのグラビアアイドル、桂木優里奈(ゆきぽよ)が、酒に酔った橘に絡まれているのを助けるが橘は一に激怒、謝罪に向かった一の帰りが遅いのを心配して、後を追った佐木(岩崎大昇)たちが目にしたのは、なんと橘の死体の横で、血の付いた凶器を手にたたずむ一の姿だった…!