GENERATIONS片寄涼太(27)が、テレビ東京の新ドラマ「運命警察」(7月12日開始、火曜深夜0時30分)で主演することが10日、分かった。地上波連ドラは初主演となる。 グループのボーカリストとしてだけでなく、日本テレビ系「3年A組-今から皆さんは、人質です-」、TBS系「病室で念仏を唱えないでください」や「PRINCE OF LEGEND」シリーズなど話題作に出演してきた片寄が初主演作で挑戦するのは、共演者がオーディションで決まる“演技経験ゼロの一般女性”という異例のドラマだ。

相手役は、同局系で放送中のオーディション番組「~夢のオーディションバラエティー~Dreamer Z」(日曜午後9時)で開催中の女優オーディションのグランプリが務める。12日放送では、最終候補者の福岡出身、コーヒー店アルバイトの江藤萌生(めい)さんと、新潟出身の高校生・加藤しおりさんの2人が、「運命警察」のワンシーンを実際に片寄とともに演じる最終審査の模様が放送されるという。

片寄は「今回の課題において僕自身もおふたりの人生を左右してしまう立ち位置なので、できる限りおふたりがやりやすいよう、自分の実力を発揮できるように集中して取り組もうと思い挑みました。オーディションで決定する方と一緒に作品を作るのは“ご縁”ですので、どちらの方になっても『運命警察』という作品がその方を選んだのだと思ってご一緒できたらいいなと考えています」。

片寄は、一度死んだ者たちによる「運命警察」という“あの世”の組織のエージェント役を演じ、水野美紀(47)と後藤剛範(38)の出演も決定した。

片寄は「『運命警察』というタイトルについてですが、最初はどんな作品なのか想像がつきませんでした。でも台本を読んでみると、設定がとてもおもしろくて、しっかりと伝えたいメッセージがこめられている作品だと思いました。自分自身にも問いかけられる部分が多く、見られた方がこの答えをどのように受け取るのかとても興味があります。実際にドラマが放映されてからこの作品の答えが出てくるのかなと感じています。自分の運命が決められていたとして、自分自身の幸せを選ぶのか、それとも誰かの幸せを選ぶのか…。そういった芯をついた部分もこめられた作品になっていますので、ぜひぜひ期待してご覧いただけたらなと思います」とコメントしている。